Class 10
山本 一輝
Idea partners 代表
山本 一輝
Kazuki Yamamoto
2010年4月ー2011年12月
ジーエイチエフマネジメント株式会社
2012年1月ー2016年6月
株式会社リクルートマーケティングパートナーズ
2016年3月ー
Idea partners 創業
メンターからのメッセージ
どんなことをしている人?
人と組織の問題解決をデザインするプランニングディレクター
「つながりのデザイン」としてコミュニケーションデザインやコミュニティデザインの知見を組み合わせたプロジェクトや事業立案、その実現を支援する伴走型コンサルティング。「可能性のデザイン」として心理学や組織理論を基にしたコーチングやカウンセリング、ファシリテーション、上記に関する研修講演・ワークショップを行っています。
人生での一番の「失敗談」とは?
困難も意味づけ次第で「強み」に変わる
失敗と言えば、前職のクライアントで手掛けたブランディングプロジェクトです。販促物やHPのデザインの見直しなど表面上は上手くいきましたが、組織の関係性の変化を見過ごし担当者が離職、現場と経営層の意識の乖離が起こり成果をお返しできなかったことがありました。
他にも小学校の頃にいじめられ1年間引きこもりを経験し、中学校3年間不登校。17歳で親が自己破産し自分で進学費用を稼ぐことになったこと。大学3年の時に学園祭実行委員会で急遽会計部を任され数百万の赤字の精算を担当。東日本大震災を仙台で被災し知り合いを亡くしたこと…失敗というより「逆境」の方が多いかもしれませんが、すべてが今の自分の価値観と生き方に繋がっています。
受講者へのメッセージ
変化と挑戦を楽しみ、自らの人生の主体者となれ。
既にお気づきと思いますが、この社会に絶対の正解はありません。いい大学に入り有名企業へ就職すれば安泰というのは幻想。そもそも他者の評価軸に縛られ、敷かれたレールを歩む受動的な人生の先に果たして“幸せ”はあるのでしょうか。
失敗の対義語は成功ではなく、挑戦しないことと私は考えます。挑戦した際に期待する成果が出ないことを失敗と呼び、この挑戦なくして成功は得られない。成功と失敗は密接に繋がっているのです。私には恵まれた環境も才能もありませんが、レールを降りた挑戦の繰り返しの先に、自分ならではの幸せを見出すことができました。皆さんも失敗を恐れず、ぜひこの世界で自分だけの幸せを見つけてください。ともに学びましょう。